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2019年の活動

「小規模歯科医院のセレック導入顛末記」「ナイトガード・睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の装置について -口腔内装置の製作ポイントー」 

[日程]   令和元年7月6日土曜日
[講演時間] 午後6時から 午後8時30分まで
[講演会場] 「広島県歯科医師会館」2階 研修会室
[講師]
「小規模歯科医院のセレック導入顛末記」
きむら歯科 木村 太言
「ナイトガード・睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の装置について -口腔内装置の製作ポイントー」      
山田歯科医院 山田庸二

講演内容

【講演テーマ】

「小規模歯科医院のセレック導入顛末記」

きむら歯科 木村 太言
 
あすなろ会も20周年を超え,令和となった今回原点に立ち戻り山田前会長とともに会員発表をします。私はEBMのある話はできませんが、お金の絡む話をしたいと思います。
 2018年10月にセレック4.6を導入しました。ジルコニアの焼けるファーネスも付けて定価1430万円でした。正直ビビりました。歯科医師1名チェア4台の保険診療主体の小規模歯科医院には過大な投資でしたが、導入後半年がたち何とか操作にも慣れてきました。さてジルコニア冠はバンバンでるようになったでしょうか?簡単な症例報告と赤裸々な収支をお話したいと思います。
 当院でもカッパカッパ脱離していたCADCAM冠です。まだ半年ですが自院製作の物は ほとんど脱離はありません。セレック以外に変えた点をお話します。
 最近の商業歯科雑誌には 「口腔内スキャナーいつ買うの?今でしょう!」みたいな特集がよくあります。本当に今必要な物なのでしょうか?導入してみて初めて判った個人的な感想は令和2年まで待ってもいいのではデス。その理由をお話しします。

「ナイトガード・睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の装置について
-口腔内装置の製作ポイントー」

山田歯科医院 山田庸二

 歯ぎしりや噛み締めのことを総称してブラキシズムと言いますが、ブラキシズムによる過剰な力は、歯や歯周組織だけではなく顎関節や咀嚼筋などにも悪影響を与えています。
患者さんにブラキシズムについて理解して頂き、その対応に協力して頂く事は歯の延命に繋がり、歯科医師との信頼関係を深めることが出来ると思います。
平成30年の4月から従前の床副子が口腔内装置として再編整理されました。すなわち歯ぎしり装置(ナイトガード)は口腔内装置1,2,3に、OSAS装置は口腔内装置1,2になりました。当院ではいずれも口腔内装置2を自作しております。どのような装置が良いのでしょうか?ブラキシズムのタイプもいろいろありますので、一つの定まった形で済むものではないと思います。患者さんに合わせた適切な装置をどのように作製するか試行錯誤している状態ですが、どのような事を考慮しながら作製しているか症例を供覧し、この機会に是非先生方とディスカッションしたいと思います。
OSAS装置は平成16年に保険導入されました。当初に比べて関心が薄らいでいるのが現状のようです。OSAS装置は医科からの紹介を得て作製となりますので、作製の機会も少ないと思いますが、かかりつけ歯科医として口腔内、顎顔面形態、体形などからOSASを疑われる患者さんが少なからず見受けられます。医科への紹介、検査を勧めること、装置を作製することによって患者さんとの信頼関係をより深めることと思われます。当院で行っているOSAS装置作製のポイントについてお話させて頂きます。

「歯科医師受給問題と歯科界のこれから―歯科医師国家試験予備校講師の経験から-」

[日程]   平成31年4月6日土曜日
[講演時間] 午後6時から 午後8時30分まで
[講演会場] 広島アンデルセン宴会場」5Fデンマークルーム
[講師]   熊谷歯科クリニック  熊谷 宏 先生

講演内容

【講演テーマ】

「歯科医師受給問題と歯科界のこれから―歯科医師国家試験予備校講師の経験から-」

長く90%前後で推移していた歯科医師国家試験合格率は、歯科医師需給問題が取り沙汰されるのと時を同じくして低下の一途を辿り、昨今は合格率65%前後で推移し、毎年1000人以上の国試浪人を生み出しています。以前は例外的な一部学生の勉学の場であった歯科医師国家試験予備校も、今や国公立大学出身者がめずらしくありません。
大学入試の世界でも、歯科医は受給過剰だのワーキングプアだのと報道されたことなどもあって、異常な医学部人気とは対象的に、歯学部人気は低下の一途をたどり、もはや歯学部と医学部の間には偏差値においても大きな差がついているどころか、一部の歯学部では入試というハードルがほぼ機能していない状況となっています。
臨床の現場でも、低いままの診療報酬評価に加え、文書提供義務、金銀パラジウム合金の価格高騰など、明るいニュースに接することが少ないような気がします。
これからの歯科界はどうなるのでしょうか。子供や孫達は自分と同じ道を進むべきなのでしょうか?歯科医師会はこの現状を踏まえ、何を考えるべきなのでしょうか?
大学卒業後にアルバイトとして始めた歯科医師国家試験予備校講師の仕事ですが、縁あって30年以上続けています。歯科医師会の役員を拝命して15年になります。それぞれの経験などを踏まえ、歯科界のこれから、そして今考えるべきことなどについて私見を述べさせていただきたいと思います。

【略歴】

昭和57年    修道高等学校卒業
昭和63年    東京医科歯科大学歯学部卒業
平成 5年    東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了
同 年    東京医科歯科大学歯学部附属病院医員(高齢者歯科治療部)
平成 8年    広島大学歯学部附属病院助手(第2補綴科)
平成14年    熊谷歯科クリニック開院
平成16年    日本補綴歯科学会専門医・指導医
 公職等
平成 元年~    DES歯学教育スクール講師(現理事) 
平成17年~   (社)広島市歯科医師会理事
平成19年~    広島県国民健康保険診療報酬審査委員会委員
平成23年~   (社)広島市歯科医師会副会長
平成23年~    保険指導医(中国四国厚生局指導監査課)
平成25年~    広島県社会保険診療報酬支払基金審査委員

「次世代の歯内療法2019」

[日程]   平成31年2月9日土曜日
[講演時間] 午後6時から 午後8時30分まで
[講演会場] 「広島県歯科医師会館」2階 研修会室
[講師]   吉岡デンタルキュア 医院長 吉岡 俊彦 先生

講演内容

【講演テーマ】

「次世代の歯内療法2019」

今回第4回目のあすなろ会での講演となります。 これまでの3回の重要なポイントを再度解説させて頂きながら最新の論文や症例の紹介を行いたいと思います。 また、日々の根管治療の際に困る高齢者の狭窄根管への対応や再根管治療の際のガッタパーチャ除去について詳しく解説させて頂こうと考えております。
1 歯根破折・歯根吸収・穿孔・根尖性歯周炎の鑑別診断 2 根管形成・根管洗浄の進歩
3 狭窄根管の根管口探索・根管形成 4 ガッタパーチャ除去 5 症例供覧

【略歴】

2007年 東京医科歯科大学歯学部 卒業 2008年 広島大学病院歯科臨床研修医 修了
2008年 東京医科歯科大学歯髄生物学分野 入局 2012年 博士(歯学) 取得
2013年 吉岡歯科医院 勤務 2016年 吉岡デンタルキュア 開設
日本歯内療法学会専門医 東京医科歯科大学歯髄生物学分野非常勤講師

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