平成25年度第2回あすなろ会例会ご案内

平成25年度第2回あすなろ会例会ご案内
会長 山田 庸二
専務 平岡 弘光
初夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、平成25年度第2回あすなろ会例会の日程が決まりましたのでご連絡します。今回は、「クラスプデンチャーの設計原則~前処置からノンクラスプデンチャーまで~」と題して日常の臨床の中の補綴治療の対応についての注意点についてご講演をして戴きたく、伊藤 誠康/日本大学松戸歯学部 有床義歯補綴学講座 に依頼したところ快く引き受けて戴きました。皆様、奮ってご参加してください。なお、ご出席の有無を来る6月14日金曜日までにファクスにて平岡歯科医院までお返事下さい。よろしくお願い致します。
推薦の言葉:あすなろ会専務の平岡です。今回の講師の先生は自分の出身大学のクラブの後輩です。わが拳法部の中ではめずらしくまじめな(笑)勉強家です。昨年、医局からアメリカに留学され見聞を広められました。その留学時のお話、および在籍している補綴学講座での研究についてご教授をお願い致しました。多数の講演経験もありますので、必ずや皆様におかれまして有意義な講演会になると確信致しております。

開催概要

[日程]   平成25年6月22日土曜日
[講演時間] 午後6時から 午後8時まで
[講演会場] 「広島エソール2階」県歯科医師会館となり
[懇親会場] 場所を選定中です。午後8時より
[演題]  「クラスプデンチャーの設計原則~前処置からノンクラスプデンチャーまで~」 
[講師]  伊藤 誠康/日本大学松戸歯学部 有床義歯補綴学講座 
[講演会費] 歯科医師4000円 スタッフ1000円
[懇親会費] 歯科医師5000円 スタッフ5000円

講演内容

「クラスプデンチャーの設計原則~前処置からノンクラスプデンチャーまで~」  
 伊藤 誠康/日本大学松戸歯学部 有床義歯補綴学講座
パーシャルデンチャーは、「動かない」「清掃しやすい」「破損しにくい」を目標に製作しても保険制度のクラスプデンチャーでは現実的に厳しい面もあるかと思われます。
そこで、クラスプデンチャーにおいて患者と術者がともにより良好な予後を得るために、印象前に行う前処置は最初の大切なひと手間となります。例えば、ガイドプレーンの形成だけでも「動かない」を短時間で費用もかけずにある程度向上することができます。パーシャルデンチャーの基本的な内容ではありますが、このひと手間と勘所についてお話ししたいと思います。
一方、自費診療のノンクラスプデンチャーは、ポリアミドナイロン樹脂(バルプラスト、ルシトーン、フレキサイト)やポリカーボネート樹脂(レイニング、ジェットカーボ)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(エステショットブライト)など現在、多様な材質が使用されています。一般的に商品名で選択されることが多いように思われます。これらの各材料特性についてチェアサイドでの修理の適否や長期使用による表面変化、金属フレームとの併用症例についてお話しします。 
また、演者がアメリカ留学で見てきた一般のアメリカの歯科開業医の様子やCreighton大学歯学部や現地での食生活の様子について雑学的ではありますが以下のトピックスに交えてお話しします。
1.クラスプデンチャーの設計原則
2.トラブルの対応
3.ノンクラスプデンチャーのメーカー、材料特性について
4.アメリカの歯科医院

<略歴> 伊藤 誠康(いとう まさやす)
1992年  日本大学松戸歯学部卒業
1996年  日本大学大学院松戸歯学研究科(局部床義歯学)修了 博士(歯学)
1998年  日本大学松戸歯学部歯科補綴学第三講座 助手
2004年  日本大学松戸歯学部歯科補綴学第三講座 講師(専任扱)
2007年  日本大学松戸歯学部顎咬合機能治療学講座 専任講師
2008年  日本大学松戸歯学部付属病院補綴科医局長
2011年  日本大学松戸歯学部有床義歯補綴学講座 専任講師
2011年  日本大学長期派遣研究員 米国Creighton大学 客員講師 現在に至る
日本補綴歯科学会 専門医・指導医:日本口腔インプラント学会:日本顎口腔機能学会
日本拳法二段(平岡先生が主将の時の後輩で同じ日本大学松戸歯学部日本拳法部出身です)

連絡先

平岡歯科医院  FAX 082-263-1573 

☆あすなろ会のホームページを作り直しました。
まだ、古いサイトもありますのでお間違いのないように新しいサイトで作りましたので、、「広島あすなろ会」で検索

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