平成26年度第1回あすなろ会例会ご案内

平成26年度第1回あすなろ会例会ご案内
会長 山田 庸二
専務 平岡 弘光

新春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、平成26年度第1回あすなろ会例会の日程が決まりましたのでご連絡します。今回は、「病理の視点から見た歯肉退縮」と題して日常の臨床の中で遭遇する歯肉退縮を病理学的に解説戴きたくご講演をして戴きたく、広島大学大学院医歯薬保健学研究院 基礎生命科学部門 口腔顎顔面病理病態学研究室 准教授 宮内睦美先生に依頼したところ快く引き受けて戴きました。
皆様、奮ってご参加してください。
なお、ご出席の有無を来る2月7日金曜日までにファクスにて平岡歯科医院までお返事下さい。
よろしくお願い致します。

[日程]   平成26年2月15日土曜日
[講演時間] 午後6時から 午後8時まで
[講演会場] 「広島エソール2階」県歯科医師会館となり
[懇親会場] 場所を選定中です。午後8時10分より
[演題]   「病理の視点から見た歯肉退縮」 
[講師]   広島大学大学院医歯薬保健学研究院 基礎生命科学部門 
       口腔顎顔面病理病態学研究室 准教授 宮内睦美
[講演会費] 歯科医師4000円 スタッフ1000円
[懇親会費] 歯科医師5000円 スタッフ5000円

講演内容

歯肉退縮は日々の臨床の現場で遭遇する身近な現象です.見た目にわかりやすく,審美的な観点からも患者さんの関心が高く,”歯茎が下がっているのだけどどうにかならないか?”とか歯周治療や矯正治療の後で”歯科治療をしたら歯茎が下がったのだけど...”と相談されることもあると思います.また,臨床の現場では,適切なブラッシングによる口腔衛生状態の維持によって,1度退縮した歯肉が這い上がる”クリーピング”という現象が報告されており,”歯肉退縮”は歯科医師だけでなく,歯科衛生士にとっても知っておくべき重要な病態と考えます.
本講演では,臨床の現場で遭遇する”歯肉退縮”の原因やメカニズムについて病理学的視点から下記
の項目について解説いたしますので,皆様の臨床の一助にして頂きたいと思います.
1.歯肉炎,歯周炎の病理組織学的特徴
2.歯周治療に伴う歯肉退縮
3.長い付着上皮
4.薄い歯肉と歯肉退縮
5.咬合性外傷と歯肉退縮
6.オーバーブラッシングと歯肉退縮
7.クリーピングアッタチメントとは
参考文献:歯肉退縮 -知っておきたい!退縮の原因とクリーピング-
デンタルハイジーンVol.33(4):2013 354-374

演者略歴

1983年3月 広島大学歯学部卒業
1983年6月 広島大学病院 医員
1984年8月 広島大学歯学部 助手
1995年6月 博士(歯学)広島大学
2001年8月 広島大学歯学部 助教授
2002年4月 広島大学大学院医歯薬学総合研究科 准教授

連絡先

平岡歯科医院  FAX 082-263-1573 

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