平成25年度第4回あすなろ会例会ご案内

平成25年度第4回あすなろ会例会ご案内
会長 山田 庸二
専務 平岡 弘光

仲秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、平成25年度第4回あすなろ会例会の日程が決まりましたのでご連絡します。今回は、「自信をもって抜歯術に臨むために」と題して日常の臨床の中で遭遇する抜歯に関しての注意点また対応についてご講演をして戴きたく、日本大学松戸歯学部 顎顔面外科学講座 教授近藤 壽郎先生に依頼したところ快く引き受けて戴きました。皆様、奮ってご参加してください。なお、ご出席の有無を来る10月末日までにファクスにて平岡歯科医院までお返事下さい。よろしくお願い致します。

[日程]   平成25年11月9日土曜日
[講演時間] 午後6時30分から 午後8時30分まで
       (今回いつもより開始時刻が遅いのでご注意してください)
[講演会場] 「広島エソール2階」県歯科医師会館となり
[懇親会場] 場所を選定中です。午後8時40分より
[演題]  「自信をもって抜歯術に臨むために」 
[講師]  日本大学松戸歯学部 顎顔面外科学講座 教授近藤 壽郎
[講演会費] 歯科医師4000円 スタッフ1000円
[懇親会費] 歯科医師5000円 スタッフ5000円

講演内容

「自信をもって抜歯術に臨むために」
歯科診療の中で、抜歯は高頻度に実施される外科手術であります。最近では開業歯科医院でも、比較的難度の高い抜歯を行うようになってきています。歯学部附属病院口腔外科に勤務する立場で感じるのは、抜歯依頼の質が変化してきていることです。単純な萌出歯、歯周病に罹患した動揺歯、または高度なう蝕による残根歯などの依頼が減少し、また比較的簡単な埋伏歯の抜歯依頼も減少し、下顎管に近接する埋伏智歯のような難度の高い抜歯依頼が多くを占めてきています。これは適切な抜歯難度の判断と、比較的難しい抜歯に対応できる臨床技術が一般歯科の先生方に定着してきていることの現れかと考えられます。しかし反面、過去に比べてより深刻な抜歯に関連した医療過誤・事故が増加し、その処理の依頼件数も増えているのが現況でもあります。これらを踏まえ、本講演では臨床現場で役立つ話題と著者の専門医としての経験談を加え、責を果たしたいと思います。
  本席では、以下の話題を取り上げ、とくに抜歯術の基礎をなす事項を中心に解説いたします。
1.抜歯術に必要な病歴聴取と診察法の要点
2.抜歯術において注意すべき局所解剖学上の要点
3.局所麻酔法の効果と安全性に関する常識的事項
4.抜歯術の実際
5.抜歯術における薬物投与の基本;抗菌薬を中心として

講師紹介

氏名 近藤 壽郎(こんどう としろう)
生年月日/年齢 昭和31年1月21日生/ 57歳
現職 日本大学教授(松戸歯学部顎顔面外科学講座:主任) (歯学部口腔外科学第一講座:兼担教授)
(公社)日本口腔外科学会 理事 (一社)日本顎関節学会
理事(一社)日本有病者歯科医療学会 理事
熊本大学大学院非常勤講師(顎口腔病態学)併任
鶴見大学歯学部非常勤講師(口腔顎顔面外科学講座)併任
   鹿児島大学大学院歯学総合研究科非常勤講師(顎顔面疾患制御学講座)併任
長崎大学大学院歯学総合研究科非常勤講師(顎・口腔再生学講座)併任
免許と資格
歯科医師免許  1980年7月18日 歯科医籍登録 第81147号学位学位名:歯学博士  授与
年月日: 1985年3月15日 口腔外科専門医(登録番号247号 1988年9月29日)
(公社)日本口腔外科学会指導医(登録番号373号)
(一般社団)日本顎関節学会認定指導医(認定番号27号)
(一般社団)日本顎関節学会認定顎関節症専門医(認定番号29 号)
(一般社団)日本顎顔面インプラント学会指導医(認定番号110号)
学歴
1980年3月17日鶴見大学歯学部卒業1985年3月15日鶴見大学大学院歯学研究科博士課程修了
職歴    
1987年4月1日  鶴見大学歯学部講師(口腔外科学第1講座)
1991年4月1日  労働福祉事業団 横浜労災病院歯科口腔外科部長
1999年1月1日  鶴見大学歯学部助教授(口腔外科学第1講座)
2003年4月1日 日本大学教授(松戸歯学部 口腔外科学講座)
2005年4月1日   日本大学教授(松戸歯学部 顎顔面外科学講座:主任)
現在に至る

連絡先

平岡歯科医院  FAX 082-263-1573 

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